パーキンソン病(症候群)の方の看護・リハビリテーション

パーキンソン病(症候群)の運動機能障害の特徴として、歩行障害やバランス障害があります。特徴的な歩行として、一歩目が出しにくくなる「すくみ足歩行」や歩幅が狭く、小刻みな足運びになる「小刻み歩行」などがあります。またバランスを取りにくくなるため、非常に転倒しやすくなります。

リハビリテーションの支援として、まずは筋緊張の緩和、関節可動域の改善などを行います。パーキンソン病(症候群)の方は筋緊張が更新しやすくなっており、このアプローチはこれから行う運動療法の準備として非常に有効です。運動療法では、立ち上がり練習、歩行練習、バランス練習などを行います。立ち上がりでは前方への重心移動をサポートすることでスムーズに立ち上がることができます。歩行練習ではなるべく歩幅が大きくなるよう目印に向かって足を出す練習をしたり、「いちに・いちに」とリズムをとるとスムーズに足が出やすくなります。バランス練習では立った姿勢から前後左右に一歩踏み出すステップ練習を行います。これにより一歩めが出しやすくなったり、重心をコントロールすることができ、転倒予防につながります。

ベッド周りや廊下、トイレ、浴室などの環境設定も重要になります。理学療法士が運動機能を評価し、適切な歩行補助具やてすり、入浴関連用品などの福祉用具を提案します。

パーキンソン病(症候群)の方にとって、症状をコントロールするための抗パーキンソン薬などの内服薬が非常に重要になります。内服薬をきちんと内服できるよう看護師がサポートします。

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