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【看多機研修2025】を開催しました

看護小規模多機能型居宅介護「カンタキ」とは?エンパワーライフ天応の取り組み

2025年5月15日、エンパワーライフ天応にて職員向け研修会を開催しました。今回の研修では、地域密着型サービスである「看護小規模多機能型居宅介護(通称:カンタキ)」の特徴や活用事例、今後の展望について紹介されました。

■ カンタキとは?

カンタキは「通い」「泊まり」「訪問看護」「訪問介護」の4つのサービスを一体的に提供し、在宅生活を支える新しい介護サービスです。専属のケアマネジャーが関わることで、柔軟かつ個別性の高い対応が可能。独居や老老介護世帯など、介護力の低い家庭にも適しています。

■ 実際の支援事例

研修では、以下のような具体的な事例が紹介されました:

  • 退院直後の不安定な時期の支援
    カンタキを登録することで、退院後の不安定な時期も安心して在宅療養が可能に。
  • ターミナル期(終末期)ケア
    家族とともに最期を迎えたいという想いを尊重し、柔軟なサービス調整と看取りの支援。
  • 困難ケースへの対応
    デイサービスやショートステイに抵抗のある方にも、関係性を築きながら段階的にサービス導入を実施。

■ エンパワーライフの強みと今後の展望

エンパワーライフは、訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業所が連携し、利用者様のリハビリから看取りまで一貫して支える体制を整えています。

今後は、

  • カンタキの登録者数を最大定員26名まで拡大
  • 訪問看護ステーションの大規模化(看護師10名、リハ職7名体制)
  • 機能強化型の取得と認定看護師の育成
  • 居宅からの早期介入によるスムーズなサービス連携

を目指して取り組んでいきます。