【 活力ある職場を創る 】第3弾
健康への貢献により活力ある社会を創るエンパワーライフの中島良恵です。【 活力ある職場を創る 】ことを目標に管理業務に取り組んでいる中で本日は失敗体験から学ぶ週となりました。『コーチング』『アンガーマネジメント』の両方を交えながらの振り返りです。
問題となったやりとりは
「食い違いのあったスタッフとのやりとり」についての報告を受けた時のことです。スタッフとのコミュニケーションに食い違いがある事実を伝えられ、この傾向から他のスタッフとも同じようなコミュニケーションに食い違いが生じているのではないかという内容でした。その報告を私が口を挟まずに聞くことができていれば数分で終わるはずでした。私は、途中自分の思いや考えを挟むことなく最後まで話を聞くことができなかったため、会話はスムーズに進まず時間ばかりかかり報告してくれた相手に不快な思いをさせるというような結末。
今回のやりとりを振り返る中で報告内容が自分の気にしていることであり今改善に取り組んでいる内容なだけに怒りスイッチが入っていたことに気がつきました。怒りの矛先はもちろん自分です。後で、報告してくれたスタッフに確認した時に「自分が責められているような感じがして不愉快になった」というのです。そのことにはびっくりしました。自分としては、今改善に取り組んでいるコミュニケーション場面での食い違いが改善されていないことに対する苛立ちからくる自分への怒りであったが、相手は自分に向けられている怒りだと感じていたことです。もちろんその方には、不快な思いをさせてしまったことを謝りました。また同時に自分が今コミュニケーションの問題に対してコーチングなどを学び改善に取り組んでいることを伝え、問題と認識し改善のための取り組みをしていることを伝えました。
上記のやりとりをした後に、伴走してくださっている木内先生にコーチングを通して振り返りをする機会を持たせていただきました。その中での学びは、技術ばかりに頼るのではなく、技術に暖かい心を載せるということ。今回の報告はスタッフの方としては『活力ある職場を作る』そのために今頻発している職場内でのコミュニケーション時の食い違いを改善したいという思いから報告をしてくれていました。しかし、私は自分のことばかり考えており相手に暖かい心を乗せた言葉をかけることができていませんでした。
また、もう1つの学びは、リクエストです。スキルを詰め込んでもコミュニケーションはすぐには改善しないことがある、必ず改善するけどすぐではないかもしれない、そんな時に焦らないために、枕詞などの利用を求め相手に協力を得るということです。枕詞として『少ししんどい時間になるかもしれませんが』また『コミュニケーションの食い違いの情報を得たので』など今から話す内容がどのようなものか教えていただきたいことをリクエストしてみてはどうかとアドバイスをいただきました。
1週間に1回程度の投稿を続けていきます。管理者になり大きなつまずきを経験しての諦めかけた私のリスタートです。最後までお付き合いくださいありがとうございます。現場からは以上です。